
こんにちは まなばるです
5人家族 子供3人 父親やっています
今回は防災をテーマに子ども達と「家族会議」をやってみました
家族会議は効果あり!防災について話をしよう


\我が家は家族会議を毎月1回開催中!!/


防災について家族で話し合いはできていますか?
防災について真剣に話をする機会って実はなかなか無いと思います。
家族の中で話しているようで話していない防災の話。
テレビやネットニュースを見て「怖いね」「気をつけないとね」と会話をすることはあっても、実際に災害が起きたらどうするのか話し合っていません。なぜ、話し合わないのか?
私達は「自分が災害に遭うことはないだろう」と考えがちだからです。
何となく頭ではわかっていても起きることは無いと思っているからです。
災害はいつ起こるか予想できません
家族で一度話し合うことをおすすめ
まだ一度も話し合ったことが無い方はぜひ参考にしてみて下さい。
普段の会話だけではなく、しっかり子供たちと話し合うことが大事です。
我が家は5人家族・子供3人います。災害が発生した場合、おそらく親が指揮をとらないと行動できないと思います。
災害はいつ起こるのか予想できません。だからこそ家族会議で事前に話しておく必要があるんです。
何で会議するの?
災害はいつ起こるのか事前に教えてくれません。
家族全員集合している可能性は低いと考えましょう。
以下の状況で発生した場合を想像してみましょう
・パパは仕事中?休日なのか?
・ママは家にいる?買い物中?
・子供たちは学校?家の中?外で遊んでいる?
・家族全員いるのか?
・時間帯は早朝?昼間?夜中?
このように家族全員が一緒にいる時に発生する可能性は低いと考えるべきです。
わたしが「家族会議」を開こうと思った理由は以下のパターンが頭によぎったからです。
子供たちだけで留守番をしている時に発生するかも


「防災家族会議」を開いた一番の理由は「子供たちだけが留守番している時」のパターンが怖かったからです
子供たちにも事実を知っておいてほしいと思いました。
生きる力は少しでも高くしておいた方が良い。
災害が発生したら大人・子供全員がパニックになります。
災害が発生した時に親がいない場合どうするのか?
子供達にイメージしてほしかったんです。
連絡は取れない
大きな災害が発生した場合、携帯電話もずっと繋がらない可能性が高い。
公共交通機関も止まり、すぐには家に帰れない。
誰がどこで何をしているのか把握できない状況が続きます。
そんな状況を家族全員でイメージして共有する。
災害にはたくさんの種類があります
- 地震
- 津波
- 火山・火災
- 集中豪雨
- 台風
- 大雪
地域によって発生率の高い災害に違いはありますが、地震は日本列島に起こる災害です。
我が家では地震が起こることを想定し、知識を共有することにしました。
子供たちに聞いてみた
家にいるときに大きな地震が起きたらどうする?



机の下に隠れるよ



「三角スポット」に隠れるよ



三角スポット?



学校で習ったんだ机の下より「三角スポット」の方が安全なんだって



パパ知らなかった。
いい情報だね!教えてくれてありがとう
防災食と暮らしのアイデア TOMOIKUさんのブログより
子供たちは親が思うよりも避難知識があります。親がいない状況でも安全なところに隠れる意識はありそうです。
学校では避難知識を教えてくれているので、頭を隠して安全な場所に避難することを学習済み。
では、親ができることは?
自分の家には避難場所はどこなのか確認し合うことです。
学校で習っていることをおさらいするつもりで聞いてみましょう。
この確認をするだけで助かる命があります。
【危険】
大きな家具や窓ガラス付近はとても危険です。家具が倒れてきたり、窓ガラスが割れて飛んできます。
テレビや食器棚近くで隠れるのはやめておきましょう。



次男は窓ガラスと本棚の間に隠れていました・・・(すごく危険)
隠れた後はどうする?
揺れが落ち着き、隠れた場所を出てきたら次は何をしたらいいのか?
焦っている状態が続き、次はどうしたら良いのかわからなくなり不安になります。
子供達は次にどんな行動をとればいいのか?
親が言った何気ない言葉を思い浮かべ行動に移すかもしれません



地震が起きたらヘルメットを被って家の中で隠れているんだよ。家から出たら危ないからね 家にいるんだよ!



わかった。家の中にいるよ


地震発生!
パパ・ママがいない!
家の中はガラスが散乱していてガスも充満しているみたい!どうしよう〜
早く避難所へ向かった方が安全です
ですが、親に家で隠れておくよう言われているので約束を守っています。
パパママは急いで家に帰りたくても交通渋滞ですぐに帰れません。
子供達とも連絡がとれない状態が続いています。
私達(親)は子供たちが学校へ避難しているのか?家の中で避難しているのか?近所の人が声をかけてくれて別の避難所に行っているのか?検討もつきません。子供たちに会えないことでパニック状態です。
※このケースだと、家の中にいる方が命の危険があり、脱出して避難所へ向かうべきです。
子供も親も不安は一緒
だからこそ「家族会議」で話すことが必要なんです


家族全員で「こんな時はどうする?」と確認しておくだけでも効果があります
全員で話し合うことが重要で、同じ認識にしておくことで迷いがなくなります。
普段の会話だけでは聞き流されます。「家族会議」はいつもと違う雰囲気になり会話も頭に残ります。
家の中にいた方が良いのか?避難所に向かった方が良いのか?
選択肢は1つだけではなく、状況に合わせて行動することが重要です。
子供たちが少しでも冷静に行動できるよう、想像して話してみましょう。
何を話したらいいの?
何を話したらいいのかわからない時は、この2つだけは決めておきましょう
①避難場所
②持ち物
おすすめアイテム
家族会議ではホワイトボードがあると説明しやすいです。
ホワイトボードはいろんな用途に使えるので、一家に1台あると便利なアイテムです。
避難時のメモ書きにも使えます。
※メモ書きができればホワイトボードに「○○へ行く」や「○○さんと一緒にいる」など書いておくことを決めておけば伝わる可能性は高くなります。
紙に書いて机の上に置いておくことも可能ですが、風で飛んでいったり、気づかない場合もあります。
伝える必要があることはココに書くと決めておきましょう。
しっかりボードタイプ▼
貼ってはがせるタイプ▼
避難所はどこ?


家の近所には避難場所があります。必ず確認しておきましょう
公園や学校の校庭・体育館などが指定されていることが多いです
避難所へのルートも実際に歩いてみることで記憶に残ります。
家族で散歩がてらに会話して歩いてみましょう。



家の中が危険な時や、避難が必要な時は近くの避難所まで行く必要があるんだよ。



ホワイトボードに「◯◯避難所に行く」って書いて、ヘルメットと防災グッズを持って行けばいいんだね



そうだね。命を守る行動が最優先!
身の危険を感じたらすぐに脱出して!
避難が必要な場合は、町内放送が流れる可能性があります。
子供達にもアナウンスがあることは説明しておきましょう。
地震発生時、そのまま家の中で待機することも考えられます。
自宅は安全な場所なのか?
ハザードマップを家族で確認することも大切です
役所にハザードマップの情報や資料が置いてあります。
自宅周辺のハザードマップを手に入れ、家族で見ておくことが重要です。
家の中が安全なら
揺れが落ち着き、動けるようになったら以下の行動で二次災害を防ごう
✔ 玄関の扉を開けておく。(家が歪むと扉が開かなくなる)
✔ ガス栓を止める。(ガス漏れ防止)
✔ ブレーカーをOFFにする。(感電・ショートによる火災防止)
✔ お風呂に水を溜めておく。(災害時必要な水の確保)
あれもこれもと動き回るのはとても危険です。
命に関わることを最優先し行動に移しましょう。
家族5人 荷物多すぎて運べない


5人家族 子供3人の場合、荷物が多すぎて運べません
子供が一人一人荷物を運べるのであれば平気ですが、今は子供が小さく(幼稚園・小学生)5人分の荷物を大人2名で運べません。かばん2つに最低限の荷物を用意することにしました。キャリーバックとリュックサックに入れていきましたが問題が出てきました。キャリーバックの方はタイヤがある分移動は楽ですが、片手が塞がってしまことが難点。
子供と手をつないで歩けません。避難中は子供と逸れない為に手をつないで歩くことが予想されるので邪魔になりそうです。
リュックサックは重さを感じますが、両手が使える利点があります。荷物とカバンについては今後も会議で決めていくことが必要と判断しました。家庭の状況や子供の年齢に合わせて準備していきましょう。
ライトは必ず用意
大きな地震の時は停電する可能性が高いです
夜道を歩く時は懐中電灯が必要になります。ただしキャリーバックだと片手しか空いていないので懐中電灯も持つと両手が塞がってしまいます。
可能であればヘッドライトも用意しておくと使い分けができて非常に便利。
アウトドアでも1人ひとつヘッドライドを用意しておくだけで快適さが全く違います。
夜トイレへ行くときやテントの中でも安全に使用できます。
キャンプ時に使用するランタンも災害時使えます。
備蓄品の準備
□飲料水・生活用水
▶3日分あれば(長期保存可能な水)
□食料品
▶3日分あれば(レトルト食品やかんぱん・缶詰・カップ麺でも十分です)
□燃料系
▶カセットコンロ・ろうそく・固形燃料・ライト(キャンプで使用するガソリンランタンなど)
□着替え・衛生用品
▶下着や靴下・トイレットペーパーやタオル・歯磨き・マスクなど
□医療品
▶救急箱・カイロ・はさみ・包帯・とげ抜き
□重要物
▶印鑑・通帳・カード・現金など
家族で話し合うと次から次へと必要な物が出てきます。
家の中にあるものや、買い足す必要があるものを再確認しておきましょう
1度の話し合いでお終いにせず、定期的に話し合うことで防災への意識は高くなります。
準備する物や避難場所の確認は何度も行い記憶に残しておきましょう。
家族で共有しておくことがとても重要
もしも子供たちだけしか家にいなかったら荷物は運べません。
最低限の荷物(持てる分)とヘルメットを被ることは伝えましょう。


まとめ
防災について考えているのは自分だけだったりしていませんか?
家族の為に必要な物を準備していても家族が内容を知らないと意味がありません。
災害はいつ起こるのか予想できない
家族全員いる可能性は低く、子供たちだけで避難することがあるかもしれません。家の中で避難しておいた方がいいのか、避難所へ向かってもいいのか親がいないと怖くて判断できず動けないと思います。家族を守るにはまずは話し合うことが第一歩ですその為に「家族会議」を開きました
■子供たちからは学校で習った避難対策を教えてもらいました
■ママからは非常食の量・飲料水の場所を教えてもらいました
■私はキャンプに使用している道具で災害時に使用できるものを教えました
家族で話し合うだけで、一気に共有することができました。
まだまだ十分ではありませんが、効果ありです
いきなり完璧な準備はできません。まずは子供も含めて話し合うことで見えてくる問題があります
災害が起こる前に話し合うことをおすすめします。
「家族会議」を開きましょう!
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