こんにちは まなばるです
5人家族 子ども3人 父親です
社会に出ても片付けない人は片付けないままです。
ビックリするかもしれませんが、社会に出ると片付けられない大人をたくさん見ます。大人になると自分のことは自分でするのが当たり前ですが、整理整頓が苦手な大人も多いのも事実です。
ディスク周りを片付けるのは自分次第!
片付ける習慣がない人は何歳になっても散らかしっぱなし。机の上、ロッカーの中、カバンの中、社用車の中も汚れていきます。散らかっている状態が続くと、無くし物・忘れ物のリスクも高くなり良いことなんてありません。小さい頃から片付けの意識が目覚めれば、大人になっても苦労しないのかもしれませんね。
「整理整頓」 は大人になっても大事なチカラです
私は係長職をやっていることから部下の管理をしています。
仕事内容はもちろん確認しますが、同じように「整理整頓」できるのかもチェックしています。
社会に出ると、同時に何個も作業が進むことが多く、進捗管理が必要になります。
そこで、作業漏れが発生してしまうとたくさんの人に迷惑がかかるだけでなく、信頼も無くしてしまいます。
部下によってディスクまわりの片付け方法や習慣が違いますが、整理整頓ができていない人ほど提出書類漏れや納期忘れが目立ちます。
仕事内容は経験で徐々に上がっていきますが、整理整頓のチカラは自分で意識しないと継続できません。
できない人が多い「整理整頓」
子どもに伝えよう「整理整頓は必要なこと」
子どもが片付けてくれなくて悩んでいる。そんな家庭が大多数ではないでしょうか?
学校から戻ってくると授業で使ったプリントや工作を机の上に広げて、そのまま放置。
宿題をする為に教科書やドリルを広げて、そのまま放置。
気づいたら使わない教科書と漫画なんかも机に乗っている状態。
宿題が終わり、明日の時間割を確認してランドセルに教科書をブチ込んだら今日のミッションは終わり!!
子どもたちはゲームをしたり、友達と遊びに行ったり、テレビを観たりしています。
部屋を覗くと、机の上には消しゴムのカスが散乱しており、教科書やプリント、鉛筆に定規が机の上に残っている状態。
もちろん机横の収納ラックも同様に散らかっています。
ここで「全部片付けなさい!!!」と叱ったところで、その場は片付けてくれるかもしれません。
親に言われたから片付ける。先生に言われたから片付ける。上司に言われたから片付ける。
言われてから片付ける人間になってしまいます。
このままでは大人になっても怒られて評価を下げてしまうかもしれません。
人に言われてから片付ける習慣がついてしまうと、誰かに言われるまでは平気だと勘違いしてしまいます。
机の上や棚、ランドセルの中や部屋の中も一気に片付けるのは大変です。
片付けたとしても短期的になり継続力はつきません。
整理整頓をすることは本当に難しいことです。
片付けられない大人になる前に、自分から片付けられる大人になってほしい
片付け習慣を身につけるなら1つだけ
片付け習慣を身につける為に1つだけルールをつくりました。
子どもって、何で片付けてくれないの?
幼い頃は遊んだ物は遊びっぱなしで片付けるのは親の役目。
徐々に子ども達も大きくなり、小学生になる頃には授業の用意や宿題の確認をします。片付け習慣が無いと、用意だけして片付けはしません。机の上が散らかっていても用意が終わっているので「準備完了」と思ってしまいます。
出したものは出しっぱなし状態で、明日の準備は完了しているのでそこで終わりと思っています。
1つだけ片付ける場所を明確に決めておくことで、片付け習慣の芽を伸ばすことができます。
これがルール「机の上だけは片付ける」
子ども達に部屋全部片付けなさい!と叱って片付けてもらっても習慣にはなりません。
すぐにまた散らかった状態になります。
なんで、散らかってしまうのか?
それは、子どもたちの中では「散らかっていない」と思っているからなんです。

えっ!?
どういうこと!?
子ども達が「片付けたよ」と言った後、部屋を覗いてみて下さい
教科書は端の方へ集められているだけ、消しゴムや鉛筆も集めてあるけど出したままなど。
自分がイメージした片付いた部屋とは違いますよね?



思っていたのと違う。
片付けというより集めているだけ・・・
親のイメージと子どものイメージは違う
そもそも親の片付けたイメージと子どもの片付けたイメージに違いがあります。
親のイメージ
✅ 使わない教科書は収納棚へ入れる
✅ 鉛筆・消しゴムは引き出しに入れる
✅ 机の上の消しゴムのカスは捨てる
子のイメージ
✅ 使用しない教科書を端に寄せる
✅ 鉛筆・消しゴムはまとめて置いておく
✅ 消しゴムのカスは捨てなくてもOK
これは上司・部下の関係でも 夫・妻の関係でも同じです。
全ての対人関係で全く同じ価値観の人はいません。
当たり前の違いは必ずあります。
違いがあるのであれば、話しを聞くことが大切。
勝手に理想を含まらして、理想と違ったら叱るのは子どもたちがかわいそうですね。
大切なことは「片付けた状態」を同じイメージにしておくことです。
こどもの意見は必ず聞いてみる
子どもたちには子どもたちなりの意見があります。
まずは話を聞いてみましょう。



片付ける場所がいっぱいあって嫌だよ



机の上だけキレイにするのはどう?



机の上だけでいいの?
キレイにってどうすればいいの?



常に置いてある物以外は机の上に置かない。



ライトとか鉛筆削りはそのままでOKってことだね



工作の置物とかも置かない方がいいかな?



そうだね。置かないようにしよう。
机の上のゴミも毎回捨てよう
片付ける習慣への一歩
親のイメージと子どものイメージの違いを知ること
子ども部屋を用意することで自ら進んで勉強してくれそう!
自分の部屋があれば整理整頓もしてくれるはず!
そんな期待を抱いていましたが、我が家はそうはいきませんでした。
自分の縄張りを作ると自分独自のルールが出来上がります。
部屋は用意することは悪いことではありませんが、片付ける習慣がないことは変えていくべきことです。
子ども部屋を用意するよりも効果がある配置があります
プラスα:勉強部屋は家族で使うと効果アリ
大人も子供も一緒に勉強できる部屋を作る
片付け習慣の為に家族全員が勉強できる部屋を1つ用意できるなら最高です。
そして効果アリ!
子ども達と一緒に決めたルール
「机の上だけはキレイにしよう」
このルールを守るのは子ども達だけではありません。
親が守ることができたら有言実行を伝えることができます。
何でも言うだけは簡単ですから、子ども達にも見抜かされます。
結局、片付けるのは自分たちだけだと思われてしまうと片付け力も続きません。
親が実践して見せることで子ども達にも伝わります。
どうすれば?
子どもの使う机・大人の使う机も同じ部屋に集めます。
机は家族全員が使うことができるので、散らかっているとすぐにわかります。
次の人が使いやすいように片付けをしてから離れることを習慣にします。
この習慣が有るのと無いのとは大きな違い。
何度も言いますが、大人になっても「整理整頓」できない人は本当に多くいます。
そして「整理整頓」できない人に限って忘れ物や無くしものが多いのも事実です。
「整理整頓」を習慣にすることは難しいですが、机の上だけキレイにする習慣はできそうだと思いませんか?
簡単に始められることからやってみましょう。
まとめ
「整理整頓」は大人になっても必要なチカラです。
子どもの頃は「片付けなさい!」と親から怒られ片付けていたかもしれません。
思春期になると「片付けなさい!」と怒られても片付けないかもしれません。
大人になり、社会へ出ると整理整頓できることは当たり前であり、できないとマイナス評価になります。
上司は評価をする中で、整理整頓できているかどうかは必ず見ています。
親や上司に言われて片付けるのではなく、自分から行動できるようにしておくことでストレスも無くなります。
大切なことは「片付けた状態」より「片付ける習慣」を持つことです。
今回は「机の上だけはキレイにしよう」と親子で話し合って決めました。
ランドセルや教科書を置く収納棚の片付けルールは作りませんでした。
机の上がキレイであれば収納棚のことは口出ししません。子どもたちに任せています。
全てのことをいきなり変えることは難しいです。
大人も一緒です。
最初の一歩が大事であり、一番難しい行動になります。
0→1になることが大切
多くを求めず、大切なことを子ども達と一緒に経験していきましょう!
大人でも知らないこと・できないことはたくさんあります。
親になってから知ることだってたくさんあります。
子ども達に大人になっても知らないの?と思われるかもしれませんが、知らないことは事実として
子どもたちにも話していきましょう。
学校では教えてくれない「お金の知識」は大人でもしらないことばかりです。
生きていく上で重要なことなのに誰も教えてくれません。
親でも知らない。先生でも知らない。子どもが知るわけがない!
大人でも知らないことを子どもたちへ伝えることが親の役目であると思います。
変なプライドは捨てて、役に立つと思ったことはドンドン子どもたちへ伝えていきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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